中間考査対策講座に向けての対策講座ー体育祭の振り替え休日に集まりました!
今日は土曜日に体育祭が行われたその振替のお休みの日です。
だから中学生が集まって、中間考査対策講座を行いました。
中三生にとっては内申点を決める大事な考査です。
また一年生にとっては初めての中間考査。
ちょっと何とか調子づけておきたいと思うものです。
春から何度も数学の演習に頑張ってきました。
なぜか数学に自信をつけている子もいますが、私からしたらもっと演習を!状態です。
本当は国語に力を入れたいのですが、英語と数学に取り組んでいたら、つい試験前にしか国語ができなくなってしまったりします。
ちょっと私が中間考査の実施日を間違えていて、もう一週間後だわ!と焦って早め早めに対策をしてきたのです。
昨日も少しの時間ですが、頑張っていました。
今日は参加自由よ・・・、とは言っていたのですが(体育祭で疲れている子もいるので。)、全員ではないのですが、それでもたくさん集まってくれました。(写真を撮るのを忘れていました。)
疲れたころに、ちょっとおしゃべりもしていたら、いつもとは違う姿が見えてきます。
ちょっと変な話ですが、だれが結構ジゴロであるとか、学校では塾とは違う面を見せているとか、あれこれあれこれ聞くことができました。
下級生から上級生の人物の評価の話までできます。
本当に面白い。
でもちょっとおしゃべりした後は、すっかりシゴキモード。
ちょっとあなた!こんな間違え方、数学に失礼だわ!
質問もいいけど、とりあえず自分で考えてみなさい!
なかなか厳しいことを言っても着いてきてくれています。
私は詰め込むのは好きでありません。
ある程度自分で考える力もつけなければいけないので、まずはある程度基本の考え方を伝えた後は、一回は自分で考えて、あまり時間をかけるというのでもないのですが、とりあえず思考力もつけようと思っています。
思考力、ある意味設問に対する読解力は一生の宝物になります。
だから、全部教えるよりも、数学の場合は、ちょっとできてきたらヒントを出します。
でも、とりあえず性急に答えを出したがる子もいます。
とりあえず粘って粘って正確に解けるようになってもらっています。
最近考えていたのですが、ちゃんと考えることのできる子は強いものです。
これでいいのか?今の自分でいいのか?
こんなことしていていいのか?
ちゃんと自分で考える力のある子は強いです。
一見時間が掛かって遠回りのようでいて、その実、勉強することに慣れてきたときに、思考力、つまりは理解力がものを言います。
自分で考えてみる力が年々落ちて行っているように思います。
言葉への理解力が足りないために国語で読み間違えをし、実感がないから心情理解ができない。
今日も解説しながら、
年々読解力が落ちている・・・。
とまたまた認識を新たにし、ちょっと落ち込んでいました。
そこを埋めるのがチェリーの力です。
一生懸命に解説していました。
中三生はこの中間考査の山場は因数分解です。
因数分解のいろいろな計算は来年高校に上がってからもちょうど中間考査の範囲になります。
点数を取るというような目の前のことも大事ですが、大学受験までもちこむような大事なところです。
かなり厳しく指導してきました。
わかってくると楽しいようです。
でもそこまで行くのには、結構厳しいことを言っています。
理科の科学の分野がどの学年でも重要です。
あれもこれもやりたがっていますが、今日は、数学中心の生徒、理科中心の生徒、社会中心の生徒、国語中心の生徒に分かれていました。
以前質問の仕方もわからなかった生徒が、しっかり質問してくれて、つまりはその前に一度は自分で考え、調べて取り組んでくれていてうれしいのです。
スポーツに励んでいて、もしかしたら選手になるの?という生徒さんなので、もう少し勉強に割く時間を確保しいと思ってはいますが、それでも進歩だなあと思っています。
一方、高校生は、今週末に行われる英検の英作文やリスニングに取り組んでいる生徒、あるいは国公立二次試験に向けての過去問を解いてみる生徒、そして東大クラスの面々とそれぞれに面談をしたりしながら、私は二年がかりの大学受験指導を本格化しています。
今までそんなこと言っていなかった生徒さんが、成績の伸びとともに、もしかしたら医学部受験をするかもしれないなど、ちょっと嬉しいこともあったりします。
それぞれと話していると、いろいろな思いが伝わってきて、こちらの考えも話しながら、彼らの将来の夢につかづくようにとあれこれ考えています。
ときに、必要なのは、周りとの付き合い方や、人間関係での姿勢だったりもします。
でも、受験が難関になればなるほど、自分の中に詰め込むこと(さっきの話と矛盾しているようですが、その実矛盾してはいません。)も必要になってきて、自分一人で勉強する時間の長さも必要になってきます。
なんとか思考力で省力化してほしいと思っています。
先日二人の生徒に英作文を書いてもらいました。
一人は頭で考え、さっさと解いていく。
一人はゆっくり丁寧に考えて解いていく。
そして、そのあとは、私が指摘したことを丁寧に取り組んでいきます。
表現を調べ、文法的な間違いを正し、それからどこかに矛盾がないかということもチェックします。
出来上がりを考えると、やはり努力が大事です。
自分が、自分がという思いがあるものだから、一緒に解いているときの主張もなかなかのものです。
その代わり、一緒により良い表現を考えていきます。
私はその実英作文がかなり得意でした。
なぜなら、自分の言いたいことの論旨をまず日本語でシンプルにし、最も易しい表現で英語にするのです。
難しい文法は避け、自分に自然に身についているものより以上のものを使って気の利いたことを書こうとしないのです。
だから逆に論理の筋がうまく通っているようで、高校時代も大学時代も英作文は得意でした。
これは高2の冬に出された学校の課題であった日栄社の英作文をかなりしっかり解いていたからかもしれません。
今も、『ロイヤル英文法』や『表現のためのロイヤル英文法』や当然辞書、時には英英辞典も使って表現を練ります。
英検指導の場合はそこまで求められないし、正直そこまでやっている時間がないので、とりあえずシンプルな表現の習得に努めてもらいます。
この辞書とも結構仲良くなってきました。
辞書が古びてくるたびに、その付き合いの長さを思うようになります。
まだまだ使い込んでいるとは言えないけれど。
などなど思うことをあれこれ書いてしまいました。
思えば、まだ昨年度の合格実績を書いていません。
なぜだろう?
今年は二階の窓に張り出すのは早かったのですけれど・・・。