誰でも使ってしまう私!?高1英語よりマラドーナの「神の手」を知るー高岡の個別指導塾チェリー・ブロッサム

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昨日最後の指導は中間考査前日の高1生。
学校の課題の英文読解をやっていたHちゃんが、
先生、これわからないんですけど・・・。
と質問してくれた。
そういう質問が嬉しくて、どれどれ?と読み始めた。
内容はわかった。
マラドーナというアルゼンチンのサッカー選手が有名だったけど、どうもワールドカップでどうしても素晴らしい戦績を残さなければならなかったという状況で、ゴールを決めるのに、ヘッディングするべきところで、ゴールを決めたという審判で得点したが、実際は左手を使ってもいたという話らしい。
だから最も有名で不誠実な得点、という話だった。
おそらくそういう話だろうと思っていたが、どうもペナルティエリアなるものがどういうものかということがわかっていなかったので、そこだけはっきりしなかった。
昨夜のうちに、マラドーナについてウィキペディアで調べたことは言うまでもないけれど、そこで「神の手教」なるものがあるということまで知って、呆れるやら驚くやらしていたが、それでも、なんとなくはっきりしないものを持ちながら、彼女を中間考査へと送り出した。
今朝、10時から、母の整体と鍼灸院の予約が入っていた。いつものように待合室で、リンパの話、マッサージの話などの本を読んでいたら、次の人が来られた。症状の説明をされているところで、
学生時代にサッカーをやってて・・・。
というフレーズが耳に飛び込んできた。
外で一本電話してきます・・・。
と言って出て行かれ、その電話が終わって、また入ってこられたところで、
あのう・・・。
と、鍼灸院の受付をしてくださる女性に、よろしいかしらん?という風に目で尋ねた後、
サッカーしてらしたんですか?
と訊ねた。
ええ。
とニッコリされたのをいいことに、
あの、、マラドーナの神の手、って知ってます?
と訊ねるなり、
ああ、あれ・・・。
と言って、説明してくださった。単純に、
ゴールキーパー以外は絶対に手を使ってはいけないのに、手でゴールを決めて、それを審判が正しいものとしてしまった、という話だった。
ついでに、ペナルティエリアには、入って行けないものではないらしく・・・。
ということで解決を見た。スッキリした。
が、ついでに、「神の手教」を知っていますか?と訊いたら、その場にいらっしゃる方の誰もご存じなかった。
知ったかぶりして、ちょっと優越感・・・?
と言いながら、昨夜まで、マラドーナのことも、「神の手」のことも知らなかったくせに・・・。
昨夜、Hちゃんには、
アダム・スミスの「神の見えざる手」はもう習った?
と訊ねたら、
それって、何ですか?アダムとイヴの何かですか?
と共に頓珍漢な話をしていたのだった。
でもでもでも、今日の英語のテストでは、しっかり「マラドーナ」が出たらしい・・・。ふふふ。


