一夜漬けに強いタイプ!?中学生の実力テストをじっくり見つめてみて気付いたことー高岡の個別指導塾チェリー・ブロッサム
最近、なぜか、ある進学校を目指す生徒さんばかりが集まっているチェリー。
全員同じ学校に行きたいのか?という感じもあったりします。
これから進路指導に調整をかけていくことになるでしょう。
昨日も、プライベートの用事で車を走らせていた時に、
彼女の指導をどうしよう・・・?
と考えていたら、昨日、本来は指導の日ではないのに、急遽指導日の振り替えをすることになり、その時にちょっとした進路指導になってしまい(当然に指導は延長。)、そのときに、彼女からちょっとそれはいいね!という進路の転換のお話があったのでした。今はまだ受験期ではないし、具体で語るべき時期でもないのですが、とはいえ、そこまでもっていかなければならないという目標設定という点においては、私にとっては重要なことです。
わりに、入っていただくだけなら、高校受験においては、そうそう難しいことではありません。
内申点とのバランスをうまくとっていけばいいわけで、内申点は、副教科で取ってもいいわけです。
とにかく内申を上げるために工夫すれば何とかなります。
それから、なんと言っても実力です。
意外に、高校受験の国語がどうしても取れないタイプは、最終的にはほかの教科を伸ばし切って、国語はこのラインに収めれば・・・、という戦略的な方法も取ったりします。それが国語力とはまた違う性質の場合もあるからおかしなものです。
私はむしろ高校に入学してからのことを考えます。
高校に入学してから、ちゃんとやっていけるかどうか?
だから今年の春も例年の春と同様、最も力を入れたのは、高1の先取り学習でした。
それから、それぞれの勉強の仕方というものも、その子自身の強みというものもあったりします。
昨日、
テストの結果を見せてね!
と話していた生徒さんから、半ば奪うようにテストの結果を見せてもらったのですが、決していい点数ではなかったので、じーっとそのテストを眺めていました。
彼の勉強の仕方がわかるかな?と思ったのです。
まあ、言ってみればテストから来る彼の勉強への姿勢の「調べ」(これは調査のほうではなくて、雰囲気とか、感じのようなものです。)を感じてみようと思ったのです。
しばらくして気付いたことがありました。
社会だけ点数がいいのです。
確かにテスト前、理科か社会で伸ばそう!
ということで、社会のプリントに取り組んでもらっていました。
ということで気付いたのです。
彼は一夜漬けが利くタイプなんだな。
ということです。
一夜漬けが全くと言っていいほど利かないタイプもいます。
実力派。
これは昔の私もそうだったので、せいぜい大学に入ってからしか一夜漬けはしたことがありませんでした。それも、一夜漬けと言っても、ちゃんと前日には本を一冊読むくらいのことは平気でやっていたので、一夜漬けも山を張ることも実質やったことはありません。点数だけを取るというのが苦手だったのです。
まあ言ってみれば一夜漬けが利くタイプというのはある意味器用なわけです。
とはいえ、彼はそうそう器用なタイプでもありません。
ということは、毎日もう少しコツコツやってみればできるのでしょう。
そう言えば、かつて、数日掛けて何とか対策をした英語でいい点数を取ってきたこともありました。
やればできる?というより短期記憶タイプかもしれません。
私の話で恐縮ですが、くせ毛なのであまりパーマをかけずに来たのですが、私の髪は、パーマが非常に掛かりにくいのです。ときには再度パーマを掛けに行くということもあるくらいです。
その代わり、一度掛けたパーマは落ちにくいのです。
この傾向、私の勉強の仕方にも通じています。
私はしっかり理解できるまでに若い頃は結構時間が掛かっていました。
何かに当てはめて、というようなことがあまりできなくて、根本原理がわからなければ理解できないのです。
だから丸暗記が苦手。
日本史でも倫社でも、とにかくちゃんと深くわからないと分からないので、暗記よりも流れや学派などで理解していました。
だから今でも、その時代時代の雰囲気で覚えていたり、なんでそうなのか?ということで理解していたりするので、どこかでやったことは残っているのです。
人それぞれ勉強のタイプが違います。
早いうちにその生徒さん、生徒さんの効率的な勉強の仕方を追求して、こうすればスムーズにいくんだなということを理解できると、こちらもアドバイスがしやすくて、生徒さん自身の勉強も楽しくなると思います。
それは塾の選び方にも通じると思います。
時間的拘束をしてもらって、とにかく詰め込んで、点数になればいいという場合もあるでしょう。
しっかり理解して、大学受験にまで通用するような力をつけておきたいという場合もあるでしょう。
目指すものに合わせて、塾選びをするということも大事なことだと思います。