受験に向けてコツコツとした努力ー中学3年生&大学受験組&期末考査
指導していると、だいたいにおいて手ごたえで、ああ、伸びているなあ、とわかるものなのだけれど、最近は過去問演習をしていも、思い切り点数に表れている。
よくここまで伸びてきたなあ・・・、と思わされる。
大学受験ももう少し続く。
それもコツコツ過去問を解き続ける日々で、毎日コツコツと解ける問題を増やしていっている。
不安でいっぱいになったら、手元がお留守になってしまう。
それを不安に打ち勝って、とにかくちょっとでも前へと進むため、問題を一問でも多く解くことができるように、寄り添い、時には激励し、ちょっとばかり喝を入れるのが私たちの仕事である。
高校受験だって、合格するためのみではなくて、入ってからのことを考えて勉強できるようにする。
英文はとっくに高校レベルのものを読ませているし、おまけにリスニングにも余念なく進めている。
数学も県立入試以上のものを解いている。
どの道高校に入ったら大変なのだから、ちょっと先取り学習である。
下級生たちも今回の期末考査では、中学生など先輩たちの間にちょこんと座って、結構自習していたし、高校部の生徒もなかなかに我が物顔で頑張っている。
この、コツコツというのは大事である。
コツコツと努力できるかどうかは能力に近いものがある。
不安で、勉強というものがボーっと大きなものになったり、判定だけを気にしてしまったら、もう大丈夫だと思って、そこで勉強をストップさせるなり、やめてしまったりになる。
それではいけない。
大人の仕事もそうであるが、サラッとコツコツ毎日できるというのは大事である。
私も出張に出掛けたりするが、それは仕事をしている場から離れると、仕事のアイディアが生まれるからで、そのこと自体を目的にはしない。
だからどこに行っても仕事はするし、できるし、それをメリハリがないという表現をするようなものにはならない。
勉強も、ときにメリハリを持つようにと言い、ときに休むことを勧めもするが、それは体力的にも精神的にも余裕を持った方がいいからで、勉強そのものを苦しいものとして捉えているからではない。
よく、勉強ばかりして、仕事ばかりして、ということを、言う人もいるけれど、私は本来、勉強も仕事も楽しいものだと思っている。
もちろん結果を出すために苦しい思いもしなければならない。
それでも、受験生たちを見ていると、本来的に勉強も仕事も楽しむ方法はあると思っている。