七草粥を炊きます。季節感は古文を読むのに重要です!
今日は1月7日。
メニューを考えていなかったけれど、七草粥を食べる日だったのでした。
お節についていた七草粥セットがあるので、夜は簡単に作って眠ることにいたしましょう。
昔、まだ主婦になりたての頃、生協さんでの注文でも、結構自分がお料理を覚えることができるような注文をしていました。
勤めていた学校の先輩の奥様方が、生協で頼んでは、面白いものがあると、工夫して楽しんでお料理しておられた姿が理想型として、頭に合ったのでしょう。
冬野菜セットを頼んだり、自分が新しいお料理を作るしかないようにもって行っていました。
冬瓜を知ったのも、生協さんでのことでした。
それから、海鮮鍋の作り方を知ったのも、だしの取り方を教わったのも、生協さんからでした。
今思い出したのですが、生協さんのおかげで学んだことは多かったのです。
そのうちに七草粥がありました。
きちんとおいしくなる工夫が書かれたレシピがあって、私は早速作ってみました。
塩で味付けし、最後に焼いたお餅を載せるのです。
ただ、それだけなのに、香ばしくて、ちょっとカリカリした感じがお粥に合って、最高でした。
北海道から帰ってから私のお料理研究は本格化したのだと思っていましたが、その前にもう、お料理を学ぶ気持ちはあったのだと気づきました。
娘の離乳食は頑張りました。
お肉屋さんに行って、レバーを頼んで、小さくカットしたものを、一回分ずつラップして、裏ごしして食べさせていましたし、ホワイトソースもよく作っては冷凍していました。
たくさん食べてくれて嬉しかったのを思い出します。
たくましい子で、小さいのに(普段粗食だからか?(笑))回転ずしに行って、自分で一生懸命にお寿司を食べている姿をよその奥さんが見て、笑い出し、
たくましい・・・。
と言われて本当に爆笑しておられたのを思い出します。
焼き魚が好きで、大阪の実感帰ったとき、出されたサンマを尾っぽを持って、食べるのを見たときには、父に、
お前はいったい、いつもどういう食生活をさせているんや?
とからかわれたのを思い出します。
彼女の魚好きは私のせいです。
同じ魚好き、特にカマス好きの息子には離乳食は必要ありませんでした。
なぜなら誇り高い彼は、なんで僕だけ違うものを食べなければならないの!?
とばかりに、離乳食を食べなかったからです。
それなのに、焼き魚好きは同じ。
カマスを食べながら、おいしいなー!
とつくづくおいしそうにいしていたのを思い出します。
食事についての思い出は事欠きません。
若い自分が、なんとかお料理が上手になりたくて頑張っていたのだなあ・・・、となんだか楽しく思い出すのです。
そして、お子さんとのお食事についての思い出をたくさん作っておいていただきたいなあ、と思うのです。