県立入試と国語の結果と、新しい取り組み&私の自分との付き合い方
新型コロナウイルスの、影響で、いろいろ困ったことがありますよね。
本当に現実的に困っていることもたくさんあるのですが、それは私たちではどうすることもできない部分もあると思います。行政の対応について腹を立てたって、何かが変わるとは思えない。ただ、その場その場に合わせた対応しかできないだろうと思いますし・・・。
私は、受験指導とコロナウイルス対策のために、必死でした。どうしたら生徒さんのためになるのだろう・・・。
個別具体的に方法を考えるしかなくなりました。
それから、ちょっと自分の機嫌の取り方を気をつけています。車で走っている途中、ちょっと素敵な風景や場面をカメラで写すようにしています。若い方たちのように映えを狙っているわけではありませんが・・・。(笑)。それもできるといいけれど・・・。
ただ、単純に、自分の気分転換のためかな?
そんな中で、新型コロナウイルスがあったから、もしかしたら余計に役に立つことができるかもしれない、という方向性が見えてきました。
ZOOMでの遠隔授業です。ZOOMは、自分自身がセミナーに参加したり、あるいは哲学カフェに参加させていただくために使っていました。だから、遠方に住んでいる生徒さんから、ZOOMを使った授業を開始してみたのです。
意外や意外。思いっきり対面なので、板書こそできませんが、以前より、生徒さんが、手元で何をしているのかがはっきりとわかり、それから、画面を通しているだけ、ある意味、厳しい言葉も言いやすくなったような気がします。
国語においては、これはありだなあ、とみんなで思い始めています。効果も表れてきているような・・・。
国語って、難しい教科です。後進の先生を育てたいなあ、と思いながら、やはり私でないと、という面もあります。でも、これから、しっかり国語力をつけて行ってもらうために、いろいろ工夫していきたいと思うのです。
昔、先輩の先生に教わりました。
教師には教師それぞれの持ったものがある。仮に先輩の先生の授業を観て、この方法がいいなあ、と思ったとして、自分が使っても絶対にそれは生きない。それは自分ではないから、培ってきたものではないから。
私の授業を仮に誰かが同じようにしても、同じ結果は出ません。
育てるなら、しっかりとした気概でもって、その人の持ったものを活かしながら育ってくれるよう、私自身が覚悟を決めて取り組まなければならないのだろうと思います。
実は、今年、国語が苦手で入ってきた生徒さんが、県立入試で、国語が今までよりも7点も多く取ってきました。しかも、五教科の中で、トップの成績でした。
毎年言います。大丈夫ですよ・・・。当日は国語、だいたい、五教科の中でトップになりますから・・・。心配しなくていいですよ・・・。
まるでその通りの結果でした。ほかの生徒さんは。学校に行けなくて、まだ開示できていないようですが、もう一人、今までにない成績でした!と報告してくださる方がいらして、ほらね!と思っています。
チェリーの生徒さんは、私に似て、本当に本番の入試に強いのです。
また、そう育てているつもりなのですけどね!
そのコツはまた、子育てと絡めてお話したいと思います。