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高校生も中学生も、期末考査対策に燃えるチェリー・ブロッサムです!

今日から高校生を皮切りに、約10日間にわたっての期末考査週刊が始まる。
最近特にみんなのやる気がすごくて、もちろん私が発破を掛けているわけでもあるけれど、自主的に、
今日塾何時に開いてますか!?
という連絡があるので、毎日早くに開けることにし、中休みの木曜日は一日開けることにした。
今日は、試験帰りの高校生を中心に、2階も1階も満席状態。
私も今、生徒たちに囲まれながら質問対応中。
時間を見つけては毎日自習に来ている子が多い。
私も結構あれこれ厳しく言っている。
それも私の気持ちにシャキッとするものがあり、それはある本を読んだからである。
ビジネス書ではあるが、識学の『数値化の鬼』『リーダーの仮面』を読み、今は『とにかく仕組化』を読んでいる。
自分が自主性に任せてもらって学校時代を過ごしたからか、生徒たちの気持ちや意志を最大限に尊重してきた。
でも、それにはどこかいい恰好しいな、いい人な私がいたけど、いや、いざとなったら嫌われようが憎まれようが、バシッと怒るけど、それ以前の指導の段階で、もう少し、気持ちを横に置いておいて、やるべきことはやる!ということを伝えていくことの大事さを思ったのである。
自分だって、自分の心とばかり付き合ってきたわけではない。
むしろ、嫌なことは横に置いておいて、やるべきことに取り組んできた人生だったと思う。
だいたい嫌なことを嫌なことのままにせず、それを楽しいことに転化してなんぼの生き方をしてきた。
生徒たちだって、むしろ勉強が救いになるくらい、勉強を支えにしても、楽しいことにしてもいいと思う。

というか、どうも生徒さんの性質的に、それはそれ、これはこれ、でも何かあったら先生に相談、みたいなしっかりした生徒さんが多くなってきたように思う。
誰も四の五の言わずに勉強している。
勉強をして人生を切り開くために私たちがいる。

今度大学の編入試験の挑戦する彼の存在も大きい。
中学時代通ってくれていたときから本当に大人になって、チェリーに通ってきてくれている。
彼の質問や指導の雰囲気を感じている生徒たちは、当然勉強の厳しさもどれほどの努力を要するものかも体感できているだろう。

チェリーでは玄関の横が私の教師席でその後ろがホワイト・ボードになっている。
我が家が、玄関を入ってすぐがダイニングとカウンターを隔てたキッチンになっていて、子どもたちが帰ってきたら必ず私と顔を合わせるようにしていたのと同じように、生徒さんも教室に入ってきたらすぐに私と顔を合わせる形になっている。
その時の様子や表情から、その子の変化を感じる。
必要な時にはそれとなくではあるが何かそのことについての言葉を掛ける。
でも、最近、そういったことも、それはそれとして、しっかり勉強している。
心の弱っている状態にばかりお付き合いするのではなくて、教科指導を効率的にするために生徒指導があるという形である。

効を奏したのか全員以前より格段にやる気になっていて、中間考査では、総合点や番数を大いに伸ばした生徒が多い。
さてさて期末考査はどうなるのだろう。楽しみではある。

実は、可愛い中学生の女性生徒がどうも不機嫌な様子。
眠いの?
と聞いてみると、前夜夜更かしをしたらしい。
勉強していたのね!
と聞いてみると、
勉強もしていましたが、漫画を・・・。
とのことだったので、その後、
試験前には試験前らしい過ごし方をするように・・・。
と注意し、お母さまとも情報の共有をした、根性悪な私である。
お母さまに言うとかんなんわ・・・。
と言って、お迎えに来られたお母さまにその旨をお伝えした。
そうしたら、お母さまが、
最近は私の方が先に寝てしまって・・・。
という勉強している子のアルアルなお答え。
そこで、その後ろから顔を出している可愛い彼女へも視線を向けて、
確かに勉強できる人の中には要領よくできる人もいるけれど、コツコツ勉強するのが大事よ!試験前には試験前らしい過ごし方をしてくださいね!
と言ったら、
はあーい!
と、ちょっと恥ずかしそうな可愛い笑顔を向けられた。

こういう顔をされるので、女子にはなかなか厳しくしたくないけれど、でもね、勉強は楽しくもあるけれど、厳しくもあるはずのものなので・・・。

公開:2023/06/26 最終更新:2023/06/26
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