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雪まつりの思い出

子育て時代の一幕は札幌でとなる・・・。
二人とも里帰り出産で、一応「大阪生まれ」ということになるらしい・・・。

娘は三歳までを富山で、息子は三歳までを札幌で過ごした。
なぜか、新任で勤めた学校のせいで、私の子育ては標準語だった。

息子は本当にロマンチスト。
おとめ座A型祖母に似ている・・・。
言葉の感性・・・、物事の感じ方・・・。じんわりと心で受け止めてしまう。
ときに受け止めきれずに、じわじわどうしていいのか戸惑っているのがわかった。

「ねえねえ、あの雲は何の形に見える?ぼくはシュークリームに見えるよ・・・。」なんて言い出したこともあるし、その場に笑いが必要な時には、ちょっとズッコケて、雰囲気を和ませてもくれる・・・。
どれほど彼が助けてくれてきただろうか・・・?

どうも、男性に厳しいのかな?
娘は守る対象。
息子は頼る対象、な面があったような・・・。

私は息子と出会うまで、女らしい感性を持ち合わせていない、と思っていたのに、息子には、結構女の子みたいな気分になっていた。
「ねえねえ、〇ちゃん、どう思う?」などと、聞いてみたり。心は乙女になっている。
奴も何かに私を女の子扱いする。
持ち物から髪型まで、私の変化に敏感なのは、彼である・・・。(お願いだから、危ない男性ではありませんように・・。)

子育てしていて、そんなに困らせられたことはないけど、大通公園での雪まつりの日の事件は忘れられない。
一歳半で迷子になって、本当に、車道に出てしまって車にひかれてしまったら、と思って、生きた気がしなかった数分間。
頭の中がまっしろになってしまったっけ。

その後いろんなことがあったけれど、いつも思い出すのは大通りの雪まつり迷子事件。
本人に全く悪気がないから怒るに怒れず・・・。

公開:2019/09/08 最終更新:2019/09/08
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