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難関大数学―呆れた私・・。(笑)

先日から、教室①で、私の前で、ずっと数学の過去問に挑戦している〇君。
赤本の問題から、私が気に入ってしまい、いやいや、今までも英語と国語は仲良しなのだけれど、とうとうその大学の数学の問題集を手に入れ、私はご満悦でした。

生徒たちは、最近私が数学にハマっているのをニヤニヤ笑って見ていたのです。

注文した時には、理系も入っていると知って、「ここの問題なら、理系も大丈夫。」と思って注文して、最初のページをめくってみたら、なんと前日取り組んだ問題が載っている。対称性の問題・・・。相性の問題ってわけですね!
そうか!こうやって問題の種類をカテゴライズしてもらえれば、攻略しやすいわけね!と、取り組みだした頃には、すっかり忘れていたのでした・・・。

今日、数日目・・・。
対称性の問題に苦戦して、「これって、数Ⅲの範囲じゃないですか?」と言い出した、〇君。
私ときたら、「まあ、ギリギリ?そういう大学なのよ!」と言って、耳も貸さず、前に進んでいたわけです。

その直後、「これって、理系の問題ですよね!数Ⅲ・・・。」と言われて、一番後ろに掲載年度と文系か理系かどちらで出題されたのか書かれたページを見せられて、思い出したのです・・・。

そうそう、勝手に理系の問題も面白いだろう・・・、と思って手に入れたことを・・・。
そして、ページを開いて、すぐにその事実を忘れてしまったことを・・・。

〇君に詰られました。
「この本買ったときには、理系も入ってるって知っておられたんですよね?ということは、知ってて理系の問題を僕に解かせていたってわけですか・・・?」

そ、そ、それは違う・・・。
そうじゃないのよ・・・。

私は過失はありますが、故意ではないって!

だから、許して・・・。
としばらく謝ることしきり・・・。
でもさあ、対策的に解いておくのもいいじゃない?

絶対に首を縦に振らない〇君に、しばらく謝ってばかりしたのでした。

それにしても、無謀な私・・・。
そうして、信じて、なんとか解読していたという、なんとも怖いもの知らずな私・・・。
何も数学に限ったことではないし・・・。

またまたしばらく教室での笑い話にされていそうです・・・。

間抜けな私をどうぞ笑ってくださいませ・・・。
一番呆れているのは私です。トホホ。

公開:2020/08/29 最終更新:2020/08/29
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