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間違うことを恐れない人になってほしいと思っています。

かつて中学時代の英語の先生が、ご自分が英文科に進まれての感想として、語ってくださったことがあった。

英語やりたかったら、英文科に行ってもあかんかった・・・。
そして、
友達に英語ペラペラになった人がいて、その人の話をしてくださった。
外国人観光客の多い京都のことだからだろうか・・・?
外国から来た人を見つけては、間違っても間違っても、話して行って、とにかく会話をしていたそうだ。

その時に先生が、間違って、恥ずかしい思いもして、そしたら、英語がうまくなる・・・。
と教えてくださった。

勉強でも仕事でもそうだと思う。
私は、若いころ、極端に失敗を恐れていた。
だから、逆に、失敗の一つもせずには絶対に過ごせないような高校に入り、あれこれ言われるような機会に恵まれて、決して優等生ではやり過ごせなかった時代をもつことができて良かったと思っている。
その高校に入ったのは、中三の時の担任の先生との出会いによる。

でも、長じて後、というか、高校教諭になれば、生徒も言うことを聞いてくれなかったり、反抗の一つもするし、先輩方からも叱られたり、あれこれ言われたり、それに、ありがたいことに、少々親切すぎるくらいお世話してくださる方々のおかげで、人から注意の一つもされないのは寂しいことだと思うに至った。

誰かに何かを言われる、というより、私は注意してもらえる、と思う。
言ってもらって、自分の言動を改めて、より素敵な人になれたら、ラッキーだと思うんだけどな。

公開:2021/12/03 最終更新:2021/12/03
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