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過去問演習と弱点補強。

毎日過去問演習に励む受験生たち。
採点していると、誰がどこが弱いかということが手に取るようにわかってくる。
そこで、一人ひとりにどういう勉強をしたらいいかを毎回話す。
毎日のことなので、書面にするよりは口頭で話した方がよさそうである。

ちょうど、ああ、雑念多いなあ、この間違え方。
定着していないなあ・・・。
とぼーっと考えていて、どう伝えようかなあ・・・?
と考えていたら、なんとおみくじで私が言いたいことが書いてあったそうで、ああ、神様が私を助けて、お言葉をくださったのね!とホッとしていた。
こういうとき、人間よりも高次のお言葉、みたいなものがあると、人間は聞き入れやすいと思う。
何でも使ってすみません・・・。

私は教師である。
教科指導する立場である。
一方、私といると安心して落ち着いて勉強できる、というのも定説である。・
毎年、厳しいことを言いながらも、どこかで気持ちを受け止めて・・・、とバランスに気をつけている。

受験勉強というのは厳しいもので、楽しいばかりではない。
どんなに勉強そのものが好きであろうとも、ある一定の期間までに到達させなければならないという点では厳しい戦いである。
でも、本来はその闘う相手は自分である。
ほかの人の姿に心揺らすことなく(揺れるのが人間だけど。)、言わばマイペースに自分のするべきことを前に進めていく力が必要である。
これほど鍛えられるものがあるだろうか?
それも程よく。
そんな時を自分を鍛えるのに使わない手はない。
しっかり受験生して、しっかり勉強を詰めて行こう。

公開:2023/01/03 最終更新:2023/01/03
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