親御さんのご意見で、私が一喝したら、生徒さんが変わられたこと。(笑)
まだまだ幼さの残る小6のYくん。
最近はリレーの選手として活躍したり、頼もしさも勝るばかり。
そんな折、彼が、学校の宿題を持って来て教室で取り組んでいることで、親子喧嘩があったとのこと。
自立心の強い彼なので、まあまあ、と見守っていたのだけれど、つまりは、あんまり教師や親御さんがあれこれ言うより、自分で決めて、自分でやりたいタイプ。
そこで、お母さまのお気持ちもお聴きし、私の考えもお伝えし、でも、ちょっと彼にお願いしてみた。
お母さまは、十分、私の考えもわかってくださっているし、でも、ときに焦るのが人情というもの。
ねえ、Yくん・・・。
塾、続けたいよね?
そしたら、可愛く、うん。
だったら、塾に宿題持ってきたら、来れなくなると思うよ・・・。
と言うと、
こないだ親にも教室で宿題するな、って、言われた・・・。
とのこと。
そこで、彼の性質を見越して、
もし、塾に来たいんだったら、宿題持って来ないで、教室のワークを持って来てくれない?
と頼んでみた。
そしたら、今日、彼は、小学校六年生用の、教室で上げたワークを、しかも国語を持って来て、10ページ仕上げてくれた。
最近、読解がわかって来たそうで・・・。
もう、学校の宿題、持ってきたらだめなんやろ?
と訊かれたので、
まあね、退塾になりたくなければね!
と何気に意地悪な私・・・。
こういうジョークも言える仲だということで・・・。(笑)
ちょっとこれって、脅しに近いのではないか?と思いながら、我が息子が、小児科のクリニックで、騒いでいて先生に謝ったとき、先生は素知らぬ顔で診察を終えられ、その後、、怒りもせずに、大きなふとーいお注射を箱から出されて(いったいどんな時に使うのだろう?)、
○○くん、次、暴れたら、これやからね!
と平然とおっしゃったのがおかしかった。
その次に行ったときには、息子は、歯ぎしりしながらも、ロビーの椅子でおとなしくしていた。なんて奴なんだろう・・・!?
実家の母は、そんなん、かまへんのん?と気にしていたけれど、そりゃあ、ちょっと子どもをからかってみたり、したくなる時もあるというもので・・・。(笑)
Yくん、ごめんなさい・・・。