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英語が読めると楽しいよね!ー英文読解でよく登場するhummingbird(ハチドリ)。

受験生相手に、過去問やテスト形式の英語の問題を解いていると、ときどき馴染みのものと出会う。
昨日の日曜日は、ハチドリ、オランダの紙幣、そして、なんとコカ・コーラの歴史について、英文で読んだ。
ハチドリは、かつて、中学校の国語の教科書に登場していた鳥である。
そのときは、変温動物と恒温動物の都合の良いところを使い分けている、という面白い文章だった。
小さくて、表面積の小さいハチドリは、どうしても熱を保ちにくいので、何と夜は「冬眠」するのである。
その面白さに、国語の教師の私は、ああ、国語って面白いなあ、と感動していたのであるが、今度の英文は、ハチドリの小ささと、結構勇敢な面と、そして空を飛ぶときに、まるで花のようにきれいだということを知った。
そういうとき、先に英文を読んだ私は、生徒がほかの文章を読んでいるときに、ケタケタケタ・・・、と笑ってしまい、生徒の方が爆笑してしまう・・・、という事態になることもある。

それから、東インド諸島の近くで、嵐のためにオランダ船が沈没する。
それを見ていた小さな島の島民は、我先にと難破船からめぼしいものを掘り出しに行くが、一足遅れた男だけは、ただの色の着いた紙きれをたくさん持って帰っただけだった。
中国の貿易商が、この島にやって来ては、ほかの貿易港で仕入れた品を、この島でできた素敵なものと物々交換していくのだが、この男の好感したいものは、大きな魚の骨だった。
最初は相手にしない貿易商だが、それなら見せてもらおう・・・、と男の小さなうちについて、呆然と立ち尽くす。
なぜなら、その男の家には、なあんとたくさんのオランダ紙幣が張られていたのである・・・。
その価値は5万ドル・・・。
ついでに、それを円に換算し、今なら1ドル○○円だから・・・、と言ったところで、
換算・・・?
と笑い出す生徒たち。

そして最後には、コカ・コーラの誕生と、マーケテイングのおもしろさ。
そこには頷けるものが多く、世の宣伝・広告のおもしろいものについて語ってみたりする。
有名なキャッチコピーの話。
広告代理店の役割についても少々。

などなどついでに社会の話などもして、ああ、英文が読めるって、楽しいことだなあ・・・、と私が感動している。

人が書いた文章なので、国語も英語も読めたら楽しいに決まっている。
言葉を知っていると、コミュニケーション能力も向上し、人との関係にも良い影響があるに決まっているので、やっぱり言葉を知っているということは最強だと思う。

公開:2023/01/16 最終更新:2023/01/16
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