ブログblog

県立高校の入試一日目も受験指導をしています。ー大学受験指導と面談

今日は県立入試一日目でした。
社会の出題傾向がちょっと変わったようですが、国語は古典で古文ではなく漢文が出たものの、その漢文が難解な文章が好きな唐宋八大家の一人である蘇軾の漢詩であったことを除けば、そんなに驚くような出題でもなく、説明的文章の話題になっていたノーム・チョムスキーの考え方に関心があったので、ちょっと知的好奇心もくすぐられるようないい出題だなあ、と喜んでおりました。

そして、受験を終えて、受験生たちが集まって、明日の英語と数学のためにあれこれみんなで問題を解いておりました。
特にいつものように、数学の難問を解き合って、私と数学好きの生徒は、
あ、これ、わかったー!
と叫び、さて、何がわかったか、
せいのー!
と一緒にそれぞれの発見を言ってみるというような楽しいときもありました。
この1年の受験指導の有様が凝縮されたような受験前の最後の指導の一コマでした。
明日はとにかく今まで培ってきた力をすべて出し切ってきてほしいと思っています。

一方私は今日も来年の大学受験指導のための面談をします。
お昼間は学校がお休みの新高2生の春期講習を始めていました。
何とかこの春に勉強を軌道に乗せたい、と思っています。
新高3は、そんな悠長なことは言っていられなくなってきました。
来年の今ごろは国公立大学の合格発表があるはずです。
ちょうど一週間前に大学受験指導が終わり、県立入試の受験指導の、まさにラストスパートを走り切り、さてさて下級生たちの指導に本腰を入れなければなりません。
私たちの仕事は人の一生が肩に掛かってくる仕事です。
本当にひとときも気が抜けないようなものです。

ましてやたくさん塾も予備校もあるのに、チェリーを選んで来てくれているのだから、気を抜いている暇はありません。
実務は片手間になりがちですが、とりあえず、その子その子に必要な指導を決めていかなければなりません。
今日も指導が終わったら面談です。
来年の受験についての面談です。
私がこれはやっておかなければ・・・、と思っていたことが生徒さんの気持ちと一致し、親御さんもご相談をされたかったとかで、急遽決まりました。
今日みたいな日に、面談をすることになるなんて、なんとも来年に向けてもう受験勉強がとっくに始まっているのを感じます。

今年は数学がヘビーになって来そうです。
ノリノリに数学が好きになって来ているので、私がやりたい、と思っています。
新しい数学の教材も取り寄せました。
国語の指導を求められても、大学入試の数学の配分が高い大学の受験の場合は、それは国語を薄くしてでも数学の指導をします。
クラス以外にも、個別指導が始まります。
実は相当楽しみです。

公開:2023/03/08 最終更新:2023/03/08
ページトップへ