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毎日賢くなる私ー世界史、日本史 いやいや私じゃなくて、大学受験生!

高校時代、受験の選択ではなかったけれど、一応世界史も全部やってきたので(点数とるのに苦労した教科ではあるが、なかなかに残っているから、母校の先生方のお力はすごい!)、今は世界史選択の生徒のために、毎日語っている。
明日は、どうもイスラムの歴史について、板書しつつ全体像を語ることになりそうである。

私は、どうも人と人との関係を読むのが好きらしい。
大学時代も、虚構についてのレポートで、こっち側から見た視点、あっち側から見た視点、というようなことを書いて、えらく評価されたことがあった。国文科でのレポートではなかったけれど、文学についてのレポートで、私は、その先生の講義が大好きだった。
世界文学について語られる先生のそれこそ視点に惹かれて、友人たちが、ただのあらすじ・・・、などと失礼なことを言っているのを横目に、私は先生の講義に通いつめ、ものすごく楽しく講義にのめっていた。

別にそうそう勉強を迫られたわけでもなかったけれど、私は大学時代、結構勉強してきたと思う。
というのも、母がそう言っていたのだから、主観的に、というより、やはり本当にそうなのだろうと思う。
単位を取るのにそうそう大変でもない文学部で、サボろうと思えば何とでもなっただろうけれど、教員になるつもりで生きていたので、結構将来の姿を見据えて勉強していた。

国語の先生になろうと思っていたけれど、興味関心は、外国文学の方にあったし、評論が好きだった。
今でも、評論文の指導をするときのときめきは、ほかの教科とは違う。
古文も好きだから、心性としては、やはり日本人なのだろうと思う。

歴史にハマっている冬である。
何の関係性か、歴史書を読み始めていたので、ちょうどよかった。
先生筋に当たる方の影響である。

哲学関係の書名も、ちょうど読んでいたところのものが出てきて、指導しながら、
私、これまだ読んでる最中なんだけど・・・、と話していた。

日本史も指導している。
今更ながら、新しい発見もあり、ああ、こういうことだったのか!?となることが多い。

日本史・倫社の選択だったから、哲学が好きなのも当然と言えば当然で、懐かしい顔ぶれの方々との再会に、心躍る思いである。

歴史は奥が深い。

受験生と共に、ちょっと数学の冬でもあるけれど、結構歴史の冬である。

公開:2021/12/17 最終更新:2021/12/17
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