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櫻井先生のアイデンティティ。ー大学受験と小学部。

どうしたら自分が最も皆様に役立てるか・・・?ということを考えると、ときにおかしくなる時がある。

大学受験指導は、めちゃくちゃ好きである。
伸ばすの大好き。

国語の教師・・・、と言うと、女性であることからか、古文の先生?
と言われがちであるが、古文が大好き、漢文大好き・・・。
でも現代文の評論が一番好きだと思っている。

一方、ちょっと学校に馴染めない生徒さんの良いところを見つめて、それを拡大していって、良いところと付き合って、そこを伸ばすことで、ほかのところも伸ばす、というのも大好きなので、小学生からお預かりして、それが楽しい面もある。

先日は、小学校1年生をお預かりして、
大学受験までここで・・・、とおっしゃる言葉をお聞きして、思わず自分の年に12年を足してしまって、ああ、長い・・・、とは思ったが、その分、娘を産んで、自分の人生が扇を広げたように末広がりに感じたのと同じように、その生徒さんの12年後を思い、自分の指導人生が、パーッと末広がりに広がって、行く末が日の光を浴びたように、きれいに見えたのである。

ああ、まだまだ頑張らなければ・・・。
彼らの人生が掛かっている・・・。

小学生はいい。
正直だから。
私にあれこれ気付いたことを本当に率直に素朴に言ってくれる。

カンカンに厳しいこと言いたくなる大学受験指導の後、小学生に、子育て時代を思い出す自分の在り方で、同じレベルの話をしているとき、どこか心に潤いが戻ってくるような気がする。

そうか・・・。
これがまぎれもなく私・・・。

公開:2021/11/24 最終更新:2021/11/24
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