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数学を教えることで学ぶ姿-大学受験、高校受験。数学も好きなチェリー・ブロッサム。

先日、面接と小論文で受験してきた生徒が、後輩に数学を教えている。
実は、教え出してから、数学に真剣になったような様子でもある。
人に教えるときには、ひたすら正確さとわかりやすさが必要である。
今まで自分で解いて、ただ復習をしていたときにはわからなかった明確さで理解できているようである。

先日、解法を考えていた私。
数ⅠAなのに、加法定理を使ったら、できるけど・・・、となった。
それを課してみたら、一生懸命解いて、後輩に教えることができるようになった。

これは使える方法だ!と思った私。
数学ができるのにイマイチ伸びが悪い。

なぜだ?なぜだ?なぜだ?
面接から帰って来てからのやる気を見て、数学を教えさせてみたら、目の色が変わった。
人に教えるときは、自分が徹底的にわかっとらんと、ダメやから・・・。
という言葉に、その内面の変化が凝縮されている。
頭の蓋がパカッと啓く瞬間がある。

それがいつなのか?ということは、その子その子による。
けれど、諦めたら可能性はないけれど、とりあえず最後まで、あの手この手で切り崩していくのである。
生徒も私たちも。

熱い熱い冬期講習が始まっている。

公開:2021/12/22 最終更新:2021/12/22
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