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数学は国語力だ!と実感した出来事。ー今更ですが。

共通テストの数学ⅠAの過去問の解説をしていました。
第一問の小問のうちの一つ二次関数の問題を解いていました。
一つ一つの問題が次の問題を解くためのステップとなっています。
それにその前の問題を使って解くのですが、全部がきれいなストーリーになっており、それぞれの数字、数式の中に美しくてシンプルなストーリーの要素となっています。その一つ一つの意味をしっかり頭の中で捉える力は読解力そのものです。
数学と国語は(ほかの教科でもそれはとんでもなくそうなのですが。)、ことのほかつながっていると考えてきました。
文系だから国語で、理系だから数学が得意、ではなくて、とんでもなくつながっているなあ、と思っては来ましたが、何度目かの大きな発見でした。
ああ、この生徒さんは、解き方がわからない、と思っているけれど、そもそも問題の主旨を捉えて、つなげてはいないのだな、と思ったのです。
何度も何度も同じ問題を解いて、間違わないというところまで演習することが大事です。
そうすることで、問題の流れや主旨がわかってくるようになりますし、なにより数学に大切な直感もさえてきます。
直感というのはたくさんの経験によって鋭くなるもののようです。

今年一年は理系科目と相当お付き合いする年になりそうです。
こんな素敵な教科、どうして楽しまずにいられましょうか!?

公開:2023/03/10 最終更新:2023/03/10
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