富山県高岡市にある、国語強化の個別指導塾「チェリー・ブロッサム」

成績が上がって、本当にホッとさせられる時がある。
上がるまで、本当にあれやこれや、ご本人の前ではある意味涼しい顔をしながら、思いを巡らしている。

なぜ上がらないのだろうか？
勉強法か、心理的なものか？
思い込みか？勉強時間の問題か？

いろんなあれこれを考え、受験までの時間と、今の状態を考え、あれこれ、あの手この手を尽くす。

誰一人同じパターンの成績の上がり方はない。
仮によく似たタイプの生徒さんがいたとしても。

微調整の連続。

今日も、ある生徒さんの、勉強の仕方の問題を発見した。
意外によくないのは完璧主義である。

かの、英国エリザベス朝の、枢機卿であった、フランシス・ベーコンも言っている。

わからないから次に進めない、というのは、学問をする器ではない、と。

わからないことを、先に廻す勇気ももちつつ、しかし、今できる理解を重ねなくては粗い勉強になってしまう。

今しなければならないことと、そうして、ちょっと未来の自分を信じる力と、そして私たちの、触媒のような力と。
どの道、受験の主人公は、それぞれの生徒さんであるのだから。

階段を一歩一歩昇っていくように、少しずつたゆみない努力をしていくのである。
どんなことも。