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急成長の中三生!

お姉ちゃんもお預かりしていて、昨年大学に入られ、その生徒さんも小6から通ってこられていたのだけれど、英語を中心に(ご兄弟そろって理系のようで・・・。)文系科目が苦手だったし、部活が忙しく、加えて課外活動も忙しく、さてさてどうなることかと考えていたのだけれど、厳しい部活の影響か、だんだん姿勢が変わってきたなあ、と思っていたら、春期講習の頃から、なんだかやる気になり始め、今回の期末考査では、国語が中間考査のときよりも、20点も上がり、数学も90点だったそうで、みんなで喜んでいる。
なんだかすごい長文になってしまった。

そう姿勢なのである。
姿勢が変われば、勉強なんてあっという間に成績を上げることができる。もちろんそれまでの積み重ねがあって、パッと花開く瞬間があるということでもあるのだろうけれど・・・。

何かに姿勢、というのは大切である。
逆説的ではあるけれど、点数にこだわっていると、楽しくない勉強になり、あまり上がらない。勉強する過程を楽しみ、分かる喜びを感じ出したら、ついでに?点数も伸びてくる。

それから、何かというと番数を気にしがちだけれど、番数より、一つ一つの科目の評定を気にするべきだと思う。内申点は、番数はほぼ関係ない。「今回、あまり良くなかったですね・・・。」と成績を気にして、点数や番数を気にされる方もいらっしゃるけれど、先生方は、点数ばかりをご覧になったりはしない。基本的には点数だけれど、勉強に対する姿勢や真面目な態度、最近頑張っているなあ、ということをしっかり評価してくださる。

内申点とはまた別のところにあるのが、実力。
もちろん定期テストと連動しているし、いちばんいいのは定期テストを使いながら、実力を養成してくことだと思う。
でも、頑張って内申点を上げようとして、どうしても、というときには実力で追い上げる、ということもできる。
今年度の入試でも、内申点はとんでもなく低かったのに、当日の実力の点数で合格を勝ち取ってきた受験生を知っている。
いちばんよくないのは、目の前の成績に一喜一憂して、振り回されること。
一つ一つ、伸びなかった、とばかり気にしていては、また伸びなかったらどうしよう?と雑念を持ちながら勉強することになり、効率が悪くなる。それから、入試は一科目40点満点。1問目から30個しっかり丁寧に解いて正答しても、40点分をしっかり解いて、ケアレスミスをして30点も30点。
点数の取り方を教えるのも私たちの仕事である。
それは現行センター試験でも然り。

基本問題をしっかり固めて、応用問題に費やす時間を節約するのも一法である。
その辺りのことも相談しながら、進路指導を進めていく。

それから、できることなら信頼して通っている教室の先生の言うことは、できるだけ素直に聞いて、素直に実行したほうがいいと思う。

公開:2019/06/30 最終更新:2019/06/30
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