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大学受験のための国語の指導をしていて・・・。高校受験国語もですが・・・。

大学受験国語の指導が佳境である。高校受験の方もだけれど・・・。

国語の教師、ここで唸る。
ああ、素晴らしい文章だなあ・・・。
これが受験の時に読めるのか・・・?

と考えてみて、私は、自分が、国語の試験の文章を、まるで試験としてとらえていなかったことを思い出す。
その瞬間、自分の顔と目の前にある文章との関係だけがある。
相手が言っていることのおもしろさに引き込まれてしまい、それをまとめることがあまりに楽しくて(これは記述式)、私は、国語のテストは、まるで試験ではなったのである。
自分がおよそ自分では見つけて来れないような、文章を前にして、私は考え始めるのである。
そのひとときの幸福感。
特に高校の実力テストは楽しかった・・・。

あ、すみません。
この時期、あまりに不謹慎だろうか・・・?

でも、この、試験の文章のおもしろさを思うと、国語の勉強、って本当は、ものすごく楽しいもののはずだ!と思ってしまう。
なんとかみんなが楽しいと思えるものにならないものか?と夢見るように、その実現を思うのである。

公開:2022/01/12 最終更新:2022/01/12
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