大学入試に向けての勉強を始めた教え子と共に・・・。
この桃の花と同じようにかわいいYちゃん。
中学校3年生になる頃にお友達のHちゃんが通っているチェリーに来てくれました。
この2人はとっても仲良しなのです。
先に大学受験に向けて勉強を始めているHちゃんが、気を利かせて、
先生、私たち結構進路の話とかしてるんですけど、Yはどう言ってましたか？
と私に問いかけてくれました。
同じ学年の仲良しと私で、進路について話していたのですが、そのときにふとみんなで、
Yちゃん、先生に向いてる・・・。
という話になりました。
ご本人はそもそも大学受験をするかどうか？というところからの出発だったようですが、確かにピン！と来るものがあったようで、嬉しそうに自習にも通ってきてくれています。
実は冬期講習まではまだ進路が決まっていない、ということでお声掛けもしなかったのですが、春期講習はとっても頑張っています。
あまり自分を積極的に表現しようとされない人ですので、せめても私とはけっこうそこそこ何でも話してもらいたいと思い、今日は早めに来てもらって、今春大学生になる先輩と一緒に教室の片付けを手伝ってもらうことにしました。
高校生なのでアルバイトとは行きませんが、そこは考えて素敵なご褒美にしたいと思っています。
一緒に片付けていて、車に乗る機会もあって、あれこれ話していました。
彼女は結構人をよく見ているのです。
私のことなども、あ、そこわかってくれていたのね・・・。
と嬉しくなるようなことも言ってくれます。
こんな、人を見る力のある人が小学校の先生にいてくれたりしたら、保護者としては嬉しいだろうな、と思ったりします。
それぞれに特性があり、その特性を伸ばすために勉強があるときもあります。
特性を生かした職業に就くためには、上級学校に進学する必要があれば、勉強しなければなりません。
でも、こういう人がその仕事に就いてくれたら・・・、という観点からだとそれは、社会のためにもなります。
彼女が、勉強をし、積極性を身に着けてくれたら、そして、自分を表現する力をもってくれたら、それは職業の方から彼女自身の特性を伸ばしてくれることになります。
これからしばらく、彼女とお出かけもしようと思います。
いろんな話をして、そして、今日のように自習してくれたら、たくさん勉強する時間も増やしてくれたら、と願っています。
どうぞ彼女の人生が大きく開いていき、そしてそのことが周りの人のしあわせにつながり、彼女がたくさんの人からありがとう、と言ってもらえるような素敵な人生になってほしいと思っています。
