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卒業生の活躍

卒業生が育ってきている。

もうすぐ教育実習ということで、高岡に戻っている卒業生と話した。
その流れで、化学を教えてもらうことになった。

化学。
今まで、いろんな方に教わって、先輩にも教わって、素人(受験での選択ではなかった。)の私にまで指導されていたけれど、どうも適任者が、ものすごくいい時期に帰って来てくれたようである。

こういうタイミングが私にはある。
今日は彼女からのラインで、私は背中に一本筋を入れられたようにしゃっきりさせられたし、何を甘いこと言ってんの?と先日からうだうだ言ってた(仕事でではない。)自分に、ああ、仕事があるよなあ・・・、と大事なものを再確認させられたような気がした。

教師というのはおかしな仕事である。
何かプライベートでしんどいことがあっても、守るべき人が現れると、そんなもの、どっか行ってしまう。

国語の教員になるために一生懸命に採用試験を受けようと頑張っている卒業生や、今から教育実習を受ける、なんていう話を聞いたら、少しでもいいから、何かお伝えしたり、役に立ちたいと思ってしまう。
そうこうしているうちに、ほかのことなんか、どっか行ってしまう。

仕事というのは強力である。
どこかに役立っているという実感が、自分を支えてくれる。

それよりなにより、教育実習をするような年ごろに、教え子が立派に育ってくれるほどの年月が経ったのだなあ、開校してから、などと、感慨にふけっている自分がいる。

もうすぐ7年になるんだな。

公開:2021/05/11 最終更新:2021/05/11
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