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大学入試共通テストについて。特に国語と数学!

共通テストが終わり、またもや私は怒っている。
やはり国語の難化が著しい。
それに数学も。

できるだけ怒りたくはない私でも、これはないよなー、と国語のあった第一日目に思っていたけれど、二日目の数学に至っては、いくら入試制度の改革期とはいえ、それこそ、これはないよなー!だったのである。

当然平均点にもひびくはずである。
その割にチェリーの生徒さんは、国語が良くて
評論が満点だった生徒さんもいる。

どうも国語と英語はめっぽう強いようである。
毎年の傾向である。

今日、あらかた出願校を決めた。
今年は私立文系が多いので、そちらの対策をしてきた面が大きいが、それでもこの共通テストの大きさは、むしろ受験が終わってからの方が実感させられるものではある。

これから私大対策にシフトする。
それぞれの大学によって、出題傾向が違うので、先日から私は、結構解いては、答えを出すということに時間を割いている。

国語の教師だから、読解力、思考力を求める出題は、本来の勉強の姿らしくて、嬉しい面がなくもないけれど、受験させる側の人間としては、これはないよなー!
もう絶対に大学受験共通テストの国語を、自分一人の力では伸ばすことなどできないではないか・・・。
などと感慨にふけっているのである。

国語くらい、勉強しなくてもできる生徒がいてもいいし、それこそ、そういう武勇伝を聞くことのできる時代は終わってしまったのだろうか。

国語ができると、ほかの教科の飲み込み方、理解力が違う、ということはわかっている。
でも、こういう形で伸ばそうとするのはどうなのだろう・・・?とあれこれ考えてしまっている。

高校受験にも、大学入試の影響があるかのように、出題傾向の変化がある。
今年はかなり意識してきた。
今年はいったいどうなるのだろうか?

講師の予想が、長年の勘が必要ではある。

公開:2022/01/17 最終更新:2022/01/17
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