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中間考査対策講座!中三国語&英語

連休の二日間、中三生を対象に、中間考査対策講座を開きました!

高岡組が、中間考査が幾分早く、射水市は、ちょっとズレていましたが、範囲が重なっていたり、また、英語の文法は、同じようなところが範囲だったので、まあ、少し乱暴かもしれませんが、ここらで、ガッツリ勉強していただこうと思っていました。

作品は・・・。
そう、私にとっては、教科書の文章も、特に文学的文章の場合、作品、となってしまうのですが、魯迅の「故郷」と森鴎外の「高瀬舟」でした。

どちらも大好きな作品(私が・・・。)。
まずは、学校のワークを仕上げたり、教室のワークを仕上げたりする前に、とにかく私が教科書を解説するのです。
いわゆる深堀・・・。

だいたい、最近の中学生は、教科書の文章をしっかりとは読まないで、ワークに取り組むものだから、感動もなければ、ただの作業になってしまいがち。
全体的に深堀しておけば、あとは頭に入っていて、しかも、感動もそれなりにしているから、ワークの問題と言えども、やりやすいし、楽しいし、解くのが速くなるのに決まっています。
読みもしないで、大体答えを探してくるなんて、国語力伸長の反対の作業をしているようなものです。

と生徒たちの様子をみていた私は、徹底的に、深堀。
また、深くて、心情理解をするのに適した、ザ・文学!

生徒たちの目つきが変わってきます。

「先生、なんで、病気の弟が自殺するのを助けて、罰せられるん?」とか、「あの場面、怖かった・・・。」とか、中三生が、なんとも率直で、可愛い発言をしてくれます。

現行刑法のことにもチラリと触れると、その時、生徒たちの目つきが変わりました。

私は、国語の授業が、深いものになれば、世の中が変わるくらい、国語という教科には重さがあると思います。
学習指導要領を離れてみれば、あれこれお伝えすることができることが山ほどあります。
ときに公民の話題を持ってくることも、歴史について語ることも・・・。
考える、というところに生徒たちを導くことが楽しいのです。

まあね、お昼を挟みました。
お昼ご飯くらい、作るのは簡単・・・。
ピザを焼くことくらい・・・。

ところがところが・・・。
私は、おかんよろしく、昼食を調達しに出かけたわけです。
その時の自分の姿を客観的に考えてみて、おかしくてたまりませんでした。
ところは教室。

かつて、我が家のダイニングに子どもたちのお友達と一緒に勉強していて、ああ、お昼・・・、と思っていたのと同じ風景・・・。

教師か、母親&友達のお母さんという立ち位置は変わっても、勉強させて、食事の準備。
これが楽しいのでしょうね・・・。

だから、あまり口が悪くもない先生筋の方から、「おかん、おかん・・・。」とまるで私の毎日を見ているかのように、指摘されているわけです。

私は、塾の講師ですが、そして、自覚のない「経営者」ですが、どうも、そのマインドたるや、単純に「おかん」をしているようです。

来週は、中二を集めます。

心の中は・・・。
○○ちゃんは、○○ができてなかったから、○○。全体的に、○○ができてないから、〇時から〇時で、○○しよう!そや、数学。○○くんが○○苦手やから、U先生に、お願いしとかな・・・。

母親が、我が子の様子を見て、あ、あれ、教えとかなあかんかったわ!とどこが違うねん!と自分にツッコミを入れてます。

教室の玄関を出入りし、電話やラインで連絡している様子は、単純に世帯が大きくなった、おかんのようです。(笑)ハハハ。

公開:2020/09/23 最終更新:2020/09/23
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