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ちょっと人の手を借りることー勉強の効率化について

私自身もそうでしたし、先輩にもそういう方がいらっしゃいましたが、昭和生まれの私たちは、塾に行くことへの抵抗があったことがあります。
私が小学校高学年頃から、塾がどんどん増えていくことで、先生方の学校での仕事はどうなっているんだ?というような論調で、「乱塾時代」とも呼ばれていました。
どこか誇りをもって、「塾にも行かずに・・・。」と言うのを誇りにしていました。でも、富山県は、勉強することに価値を高く置く面が大きいのか、同世代?あるいは、もう少し上の年代の方々からは、むしろ自慢そうに、「塾に行かせてもらってた。」とか、「東京の○○予備校に行かせてもらって・・・。」とおっしゃるのを耳にします。
きっと親御さんがしてくださったことに感謝があり、そのことが誇りでもいらっしゃるのだろうと思います。

一方私たちは、先輩にもいらっしゃいましたが、塾になんていくものか!自分で!というようなところがありながら、結局我が子は塾に行かせていたりします。

時代が変わりましたね。私たちは学校の先生が、塾に行くのを嫌がって、また、学校で何とかしたい、という考えをお持ちで、中学校の先生は、塾に行くことをよく思っていらっしゃいませんでした。
高校は進学校なだけに、先生方は、塾や予備校にくことがが当たり前と考えていらっしゃるようでした。

気概だけは一人前の私たち。
結構そういうタイプが周りには多かったのです。

でも、現代社会に生きていて、自分の力を過信しすぎるのではなく、人の手を借りて、それで乗り切ることも大事だと、最近、この年になって、本当に思うのです。

すべて自分でやりたい。
でも、それは無理です。
家事もそうです。
だから、便利な道具が出て、社会に貢献している人もいるわけで・・・。
対価をいただき、仕事をするということは、生活のためであったとしても、立派な社会貢献ですから。

そんな社会に私たちはいます。
誰の手も借りずに夢をあきらめるのであれば、誰かの手を借りて、自分の希望を叶える方が、その後自分が社会貢献でき、納得のいける仕事をすることも可能になると思います。

自分の力でできるなら、それは素晴らしい。
でも、完璧主義はよくありません。
これは自分への自戒を込めて。

人に任せて・・・。
アウトソーシングして・・・。
そんなことに自分の時間を使うなら、もっと大事なことに使ってほしい・・・。

そんな言葉を聞きながら、なかなかできない私が言います。

でも、人の力を借りることは恥ずかしいことではありません。
それよりも、できるだけできるだけ早く動くべきだと思います。

私たちをいつでも使ってください。
そうして、できるだけ早く、夢に向かって動いてくださいね!

公開:2021/06/19 最終更新:2021/06/19
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