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この差は大きいだろうな・・・。自習で頑張っている生徒たち。

私は、今日、少々疲れる外出があって、心身ともに少々疲れ気味で教室にたどり着きました。
当然のごとく、二階の自習室の片隅で休んでおりました。
クーラーをガンガンに掛けて、ついでに扇風機も掛けて・・・。

それぞれ自習組は、2階の自習室1と一階の教室で、自習を始めておりました。
1階で自習していた生徒は、私を見るなり、
先生、死んでると思ってた・・・。
と笑って言っています。
車も靴もあるのに、なぜ教師席にいないのか・・・?
と思ったらしく、殺されてないか心配だったのだそうです。

それそれ、私は、昨夜からある人に殺されかけていたのです・・・。(笑)
いや、ジョークですが・・・。

私が死んだらどうしよう・・・、後追いする、と言った人が、数人おられまして、私は、ハーッ!?ですが、これが、数人というところが味噌で、それならば、私が死んだらどうなるか・・・?ということを調べに歩いていました。
後追い、という言葉に、今までどれだけ笑われてきたことでしょうか?
自分が授業していた大学の先生にお話しした時には、思い切り目をまじまじと見つめて、大笑いされましたが、一人や二人なら別に問題がありませんが(いや、問題は大きい。)、数人になったら、これは放っておくわけにはいかない、となりました。
どうもならない、ということを証明し、誰も困らない、というご納得をいただくために、私は出掛けていたのです。
とはいえ、殺されるのはいい気分ではなく・・・。

ご説明を受けたそのお相手も、なかなかに言いにくそうに、もしものことがあったら、というお話をなさいます。
いいって!はっきり言って!
と言いたくなるような、お話しぶり。
それはそうでしょう。
私が、自分が死んだら、という話を、目の前にいる、およそ死にそうにない、丸々太ったいかにも元気そうな人間がしているのですから。

かつて、大病院でも言われました。
ちょっとだけ検査が必要になって(だいたい、大きな病院に行って、何かに引っ掛かるということはなく、何かしら面白い話だけ持って帰ってくることになります。)、いきなり内科の先生に、
見るからに健康そうだけどねー!
とお墨付きをいただくようなご発言には、この発言は適切だろうか、そうではないのだろうか・・・?と頭に?が飛び、いや、少しダイエットを・・・、くらい言っていただいてもよさそうで。その後、先生は、仕事って、何?と訊かれ、いったいこの会話は何なのだろうか?
と思った挙句、看護師さんに、
私、何か失礼なことを申し上げていませんか?
とお訊ねしたら、
いえ、こちらこそすみません。
と謝られたので、別に私がおかしかったわけでもないのね・・・、と安心した次第でした。

話は戻り、確かに、今日のその心配が、論理的に可笑しいとは思えないと言えなくもないけれども、それは感性的には相当おかしな話で、もう、くったくた。
帰りに氷見漁港の氷見魚市場さんに行って、海鮮丼(ただしい名前ではないけど。)をいただいてきました。あら汁も付いていて、魚好きにはたまりません。

もうそこはそうではなくなった、氷見の道の駅で、魚が売られていた頃、子どもたちがスポ少や部活に出掛けたときには、親だけで氷見までドライブに行き、そこで、捕りたての甘えびの棒ずしなどを600円で買って、半分越して分けて食べる、などということをして、ひそかに楽しんでおりました。

そんな思い出の場所の近くの氷見漁港の魚市場食堂から、教室にたどり着き、さすがに疲れ、2階で眠っていたら、先生いない、どこ行った?となり、殺されていることになっているあたり、あまりの符合で、私は、
そうよ!私、昨日の晩から殺されていたのよ!
と言っていました。

正直、笑っていいのかわからない。(笑)

後継者問題にされる方もいらっしゃいます。
私、まだ、そんなに年取ってないし、そんな後継者を考えるほどの規模でもないと思うのですが、それも数人。
ちゃんと心配してくださっているのです。
ちゃんと育てておかなくてはいけないとは思っているのですが、なかなか自分の教育理念を体現してくれそうな人に育てるのは、難しいものです。

死んだら?後継者?
ああ、どうも私を引退させたい人が多いのでしょうか?
仕事から?この世から?
大丈夫。私は長生きで、死ぬまで、仕事してますから。指導してますから!

ところで、この自習組は、人が解放感に浸っている頃にちゃんと自ら、夏期講習が始まる前に教室に来て、しっかり長時間勉強しているのだから、人と差がつくのは当たり前!

教室のおかんである、櫻井が、昼寝をしている間も勉強しているのですから。

重鎮がおらん!と思って、確認しに行くのが怖かった・・・、などと、目を見合わせながら言っている生徒たち。
要するに私が必要!ってことね!

と思って、殺されかけた私は、満足顔で、また指導に戻るのでした。

いやー、疲れた。

すみません。殺される、殺される、と怖い話をして。
どうぞ殺されるのが私だけのフィクションなので、笑いの種として、真面目に受け取らずに、笑い飛ばしてくださいね!

でも、私は正直、「死んだように」、眠っておりました!(笑)

公開:2022/07/28 最終更新:2022/07/28
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